ヨハネによる福音書15章5節 より
教会南駐車場→山本墓地→朝日山観音→大吉山山頂→大吉山展望台→さわらびの道→帰宅。これが約50分ほどの私のウォーキングコース。途中にすっくと立つ一本の巨木があって、その枝がくねくねした姿を見せてくれています。大のお気に入りです。
イエスさまは「わたしにつながっていなさい。わたしもあなたがたにつながっている。わたしはぶどうの木。あなたがたはその枝」と言われました。ぶどうの木は枝だけでなく中心の幹までもがくねくねしているもの。くねくね曲がっていることのメリットは…?ぶら下がりやすく、つながりやすいことです。
『川は曲がりながらも』
私は曲がっているのが好きだ
曲がっている方がいい
そこには優しさがあるから
川は曲がりながら大海に入る
あの里、この村をうるおしながら
まっすぐだったら洪水になる
真理だってまっすぐじゃない
曲がりくねって、ひとつの出来事になるのだ
榎本栄次著『川は曲がりながらも』(主婦の友社)より
この詩の作者は、新潟・敬和学園高校の校長をされておられた牧師さん。「素直で真っ直ぐ生きてきた生徒は、確かに高校生のお手本かもしれない。でも、考え方が素直でなく歪んでいたり、融通きかない曲がった性格だったりする生徒と向き合っていると、いろんな心の内が見えてきて実に素晴らしい」、新潟にいた頃、そんな話をお聞きしたことを思い出しました。
愛児園の子どもたちも同じだな~と感じています。曲がって曲がって、そうして目に見えないキリストの御腕につながっている子もいてるのかもな~、と見つめること楽しみにしています。
「なんかうちの子、性格曲がってるんですよ…」と訴える声が聞こえてきそうです。
でも曲がっていても大丈夫!そんな子どもたちとイエス・キリストはしっかりとつながっており、いのちの養いを与えてくださっているのですから。
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