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あいじえん

新年度が始まって2ヶ月。梅雨真っただ中です…

「狭い戸口から入るように努めなさい。」 (ルカ福音書13章24節)


「狭い」と聞くと、なんとなくマイナスイメージが伴うものです。私達にとって幸いだと思えるのは、“広い世界”でしょう。“広い”には、幸せや豊かさや、あるいは健康・祝福・成功・・・などのイメージが詰まっていそう。一方で“狭い”には、小ささ、余裕のなさ、孤独、弱さ、失敗などのイメージが伴うような気がします。

しかし、聖書が教える「狭い戸口(門)」のイメージは違います。狭くて小さい門、そこをくぐる人に“ぴったり”の門を神様は用意してくれている――、そんな意味だと理解しています。

35年以上前の愛児園には140名を超える園児が通ってきた時代がありましたが、昨今はどんどん園児数が減り、「積極的小規模園」という言葉が愛児園のキャッチフレーズとなってきています。でもここにこそ、愛児園が大事にすべき“狭い戸口”、すなわち一人ひとりのサイズに合わせた“門”がはっきりくっきりと示されている、と言えるのであり、小規模であることゆえの豊かさを感じています。


♪ひとりひとりのなをよんで♪(詞・舟山紀)

1)ひとりひとりの名を呼んで 愛してくださるイェスさま

どんなに小さなわたしでも 覚えてくださるイェスさま

2)ひとりひとりを愛されて  うれしいときには喜びを

  悲しいときにはなぐさめを 与えてくださるイェスさま 


これは「幼児さんびか」の歌詞です。新年度が始まって2ヶ月。一人一人の名前を呼び、その子その子にぴったりの園生活を送れるよう配慮していきます。どうぞ、安心して愛児園の“狭い戸口”を日々くぐりながら、園生活を楽しみましょう。


 ↓ 梅雨の中休み、砂場に《狭い入口》のついたおやまが完成 ↓



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