top of page
  • あいじえん

ページェントで”サンマ”を発見!

更新日:2021年1月9日



『わたしはあなたがたを友と呼ぶ。』(ヨハネ15章15節)


毎年、ページェントには新しい発見があり、昨年12月の愛児園クリスマスで、私は“サンマ”を見つけました。 (こじつけ感満載ですが、どうぞ最後までお読みください…)

「現代っ子には、“サンマ=三間”がない」という言葉を聞いたことはないでしょうか? 三間すなわち“三つの間”です。時間・空間・仲間のことです。そこでページェントで見つけた“三つの間=サンマ”とは・・・?

時間:マリアさんが発したあるセリフ、それはそれは時間をかけたゆっくり丁寧なものでした。「あわてない、あせらない。それでOKだよ!時間をかけることも大事なことだよ」。愛児園だけでなく、おうちでも求められる大切な姿を発見したのでした。

空間:宿屋さんが「空いてる部屋ありません」と言いつつも、「あっそうだ!馬小屋だったら空いてるよ」と発言を修正。そう、「よくみたら空いてるわ」と周りをぐるりと見渡せる余裕。“空間認知力”なんて言葉があるかどうかは知りませんが、視野を広く持てることって大事なことだし素晴らしいことですよね。これまた発見!

仲間:2000年前、神様は社会から差別され虐げられ苦しい日々を送っていた羊飼いたちに、真っ先に救い主の誕生を知らせます。それは「あなたがたはわたしにとって大事な友、仲間だよ」と伝えるためです。愛児園っ子は皆、様々なキャラクターを持つ素敵な仲間の集まりだ!とページェント見ながら改めて発見しました。

 実は毎年、成人式を迎える卒園生を教会の礼拝に招待して、祝福式を守っています。卒園しても、SNSなどを使って繋がる“仲間”たちのようです。

 冬期保育が始まり、ぶどうさん(年長クラス)にとっては残り2ヶ月ほどの園生活となってしまいました。愛児園で過ごす3年間だけでなく、卒園したその後も“サンマ”すなわち「三つの間」を大事にしながら成長してほしいものです。  さて大人たち、“サンマ”を大事にしていますか?

最新記事

すべて表示

答えの出ない事態に耐える能力 ~ネティブ・ケイパビリティ~ を

イエスは、「わたしのしていることは、今あなたには分かるまいが、後で、分かるようになる」と言われた。 (ヨハネによる福音書13章7節) 「ネガティブ・ケイパビリティ(negative capability)」という言葉があります。 「どうにも答えが出ず、どうにも対処しようのない事態に耐える能力」「性急に証明や理由を求めずに、不確実さ不思議さ、懐疑の中にいることができる能力」のことです。(帚木蓬生(は

bottom of page